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アスベスト対策

中川組では、アスベストを安全に除去する事例を数多く手掛けてきました。
長年のノウハウを活かし、適切で迅速な作業を実施します。

アスベストは石綿とも言われ、自然界に存在する唯一の鉱物繊維で、耐熱性、耐磨耗性などに優れた安価で便利な建築材料として使用されてきました。
近年、老朽化した建築物の解体工事の際に、このアスベスト除去工事の問題が大きく取り上げられております。
解体工事の際に、このアスベストを無造作に切断したりすると、目に見えない小さなアスベストの粉じんが空気中を浮遊することとなり、吸い込むと肺がんなどの原因となります。
そのため、アスベストの除去処理には細心の注意を払い、確実に飛散を防止する除去方法をとる必要があります。
また、除去作業後も、アスベストを完全に密封して運び出す必要があります。

中川組では、長年のノウハウを活かした安全で確実な方法を用いアスベストを処理いたします。

アスベスト除去フロー

  1. 事前準備
    1. 事前工事調査・工法の選定

      事前工事調査・工法の選定

      解体工事を行う際には、アスベスト含有建築材料が使用されているか事前に調査する必要があります。建築物・工作物の種類、建築材料の種類、施工年、使用部位などを現場にて設計図等を用い綿密に確認し、それぞれの現場に適した工法を選定します。作業方法および手順や工事概要、粉塵の安全対策、工事場所の特定等作業計画を作成します。

    2. 資材搬入・事前清掃

      資材搬入・事前清掃

      養生シート、粉塵飛散抑制材、防止剤、アスベスト排気専用ゴミ袋、工具、防護衣などの資材や、重機、各種設備を搬入します。次の工程で間違いなくしっかり養生するために、余分なゴミや埃などを事前に取り除きます。

    3. 床の養生・壁の養生

      床の養生・壁の養生

      粉塵が漏れないように、規定の厚さのプラスチックシートで床→壁の順番に養生します(埃やアスベストは上から降ってくるため)。養生は2重にしあらゆる隙間が無い状態にします。
      セキュリティーゾーンや、アスベスト除去作業のための各装置もこの段階で全て配置します。

  2. 除去作業
    1. 粉塵飛散抑制剤吹き付け

      粉塵飛散抑制剤吹き付け

      養生が完成したらいよいよ除去作業に移ります。
      まずは、作業者は保護マスク・保護衣を着用し、アスベストの飛散を出来る限り抑えるために、粉塵飛散抑制材を吹き付けます。これにより粉塵の飛散を飛散を抑制し、安全に作業しやすくします。

    2. アスベスト除去

      アスベスト除去

      全体に粉塵飛散抑制剤を吹き付けたら、実際に除去作業の開始です。
      作業は人の手で、金属製のヘラなどを使って直接行います。全体的にきれいに除去したら、吹き付けられていたところを磨きます。アスベスト吹き付け材が残らないように、徹底的にきれいに磨きます。除去したアスベストは、十分な強度を有する耐水性の専用ゴミ袋に密封し一時保管します。

    3. 除去面に対する粉塵飛散抑制剤吹き付け

      除去面に対する粉塵飛散抑制剤吹き付け

      すべてのアスベストを除去したら、除去面に対し、粉塵飛散防止材を吹き付けます。これは作業効率と安全性を高めるための「抑制」ではなく、最終処理としての「防止」です。養生面にも吹き付け、安全に養生を解体できるようにします。

    4. 空中散布

      空中散布

      さらに、アスベスト層内部への湿潤能力が高く、アスベスト飛散抑制効果に優れた粉塵飛散抑制剤を空中にも散布することにより、粉塵が再飛散する可能性を最小限に抑制します。

  3. 後処理
    1. 壁部、床部の順に、養生シートを解除

      粉塵抑制防止剤を散布し、状況が落ち着いたら養生の解体が始まります。
      今度は設置時をは逆に壁→床の順番で養生シートを解除していきます。同時にセキュリティゾーンも解体していきます。

    2. 廃棄物の搬出

      養生材もアスベスト廃棄用ゴミ袋同様、専用の袋に詰めていきます。
      アスベストと同様に、ゴミ袋を二重にすることで、安全性を高めます。
      アスベストを搬出するときは、他の廃棄物と一緒にせず、それのみを搬出し、他の廃棄物と混合することの無いようにします。

    3. 清掃

      アスベストの除去後は高性能真空掃除機で清掃を行い、防火材料等認定商品適合の各種仕上塗材にて仕上げを行います。使用した足場等も、高性能真空掃除機による清掃又は拭き取りの上、粉じん飛散抑制剤を吹き付け、隔離区域内で使用した工具類は、洗浄および拭き取りごにセキュリティーゾーンを通って隔離区域外に搬出します。

    4. 廃棄物の運搬

      ゴミ袋に詰めたアスベストをトラックに積み込みが、最終処理場までまっすぐ向かいます。最終処理場に到着したら、全て搬出完了です。

    5. 溶融処理

      除去された吹付けアスベストやアスベストを含む保温材等は飛散性の高く、特別管理廃棄物として、その処理において厳しい基準が設けられています。中川組では廃棄物処理法に基づき、県に認可された最終処理場にて、約1,600℃の高温で溶融処理することにより、アスベストを無害化します。